美食家たちを魅了するペルー料理の美味に開眼! 表参道で現地さながらの味わいに出合う
〈今夜の自腹飯〉
予算内でおいしいものが食べたい! 食材の高騰などで、外食の価格は年々あがっている。一人30,000円以上の寿司やフレンチもどんどん増えているが、毎月行くのは厳しい。デートや仲間の集まりで「おいしいものを食べたいとき」に使える、ハイコスパなお店とは?
川井 潤
フジテレビ「料理の鉄人」企画ブレーン(1993年~99年)。元(株)博報堂DYメディアパートナーズ。現在は、渋谷区CFO(Chief Food Officer)として渋谷区にあるおいしい店の啓蒙・誘致、区独自の商品プロデュースほか食品関連企業、IT会社、広告代理店などのアドバイザーを務める。滋賀県彦根市、その他エリア等これまでの企画ノウハウを活かして「地域サポート」も行っている。
骨董通りを歩き裏路地に入ると、異国の空気に誘われる|一歩足を踏み入れれば、そこから食の旅がはじまる
洒落たレストランがひしめく表参道。高級店や有名店が数多くあるが、路地裏には知る人ぞ知る手頃な名店が潜んでいたりと、美食家たちを飽きさせない食感度の高いエリアだ。骨董通りを一本裏に入った路地にある「ペルー料理 DESTINO 51」は、まさにそんな隠れ家的な名店。こちらで絶品のペルー料理をいただけるという。
川井さん「以前ペルー料理にハマっていた頃があって、ペルーにまで行ったことがあります。こちらでは、ほぼ現地の人たちが食べるものと変わらないおいしい料理が出てきたので、通うようになりました。」
店内の装飾もペルー仕込み! 細部にまで行き届く現地の香り
日本人にはあまりなじみのない「ペルー料理」だが、じゃがいも、キヌア、とうもろこし、唐辛子は、実はペルーなど南米が原産地で、日本人の口にもよく合う絶品料理の宝庫。ワールド・トラベル・アワード「World’s Leading Culinary Destination(世界で最も美食を楽しめる国)」部門で、ペルーは11度の最優秀賞に輝き、2023年版「世界のベストレストラン50」では、リマの「セントラル」が世界1位を獲得。ペルーは世界が認める“美食大国”であり、そうと聞けば俄然ペルー料理への興味が高まるものである。