老化サインは「足」に出る! 更年期不調や脳にも“脚のセルフケア”が効果的な理由とは? 40代からは足の健康状態をチェックして|STORY
最近、足のむくみや冷え、疲れを感じることが多くなっていませんか?実は、体の老化サインは足元に現れやすいのです。特に更年期に差し掛かる40代以降は、ホルモンバランスの乱れや血行不良が原因で足の不調が顕著になるそう。さらに、足の不調により毎日の歩行減少によって起こる、抑うつ傾向など脳や心への影響も見逃せません。足は「第二の心臓」とも言われ、適切なケアをすることで全身の健康をサポートすることができます。今回は、足の健康状態をチェックする方法や、簡単にできるセルフケアのポイントを足病医療専門病院の先生に教えていただきました。セルフケアを毎日の生活に取り入れることで、更年期の不調を軽減し、心身ともに健やかに過ごすための秘訣とは?! 40代からの健康管理は足元から始めましょう!
あなたはいくつ当てはまる? まずは自分の足の健康状態を簡単セルフチェック!
(1)乾燥していたり、湿疹・かゆみがある (2)皮がむけたり、ひび割れたりしている (3)むくみやすかったり、つりやすい (4)タコやイボができている (5)爪や脇の皮膚にくい込んでいたり、内側に巻き込んでいる (6)親指が小指側に/小指が親指側に変形し「くの字」のようになっている (7)指の第二関節が地面から浮いていて、指先が下を向いている (8)足裏の指の付け根あたりが痛くなる (9)血管が浮き上がってきていたり、模様のように透けて見えている (10)脚の付け根や太ももの内側、ふくらはぎにコブのようなものがある 1つでも当てはまった人は、体の老化サインが「足」に出ているのかも?! ■久道先生からの解説 乾燥など、足(脚)のちょっとした症状だけでなく、痛みすらも我慢したり放置したりしている人が多いけれど、足は1日数千回も地面に叩きつけられる体の中でも一番過酷なパーツで、そこの不調を放置するということは、それは発熱しているのに病院に行かないのと同じこと。エイジングが進む40代にとって、足の不調は全身のSOSサインになっていることが多く、体の負担や病気が、まず足(脚)に何かしらの症状として出てくることが多いと考えられているのです。