「話がつまらない人」はこれができていない…テレビニュースが徹底する"冒頭15秒・75文字”の法則
■何が一番重要なのか自分で理解しているか ニュースのリードは、テレビの中だけで有効というわけではありません。 リードは、説明にも役立てることができます。 リードを取り入れることで、聞き手に分かりやすく伝えることができるようになります。 リードは、大事なポイントを15秒という限られた時間で伝えようとすることに大きな意味があります。 先の記事で、「聞き手は話の2割しか理解できないので、要点を絞りましょう」とお伝えしましたが、まさにそのポイントをクリアできます。 何が一番重要なのか自分で理解していなければ、15秒で要点を伝えることはできません。 逆に言えば、リードの15秒で何を伝えるか考えることで、自分が一番伝えたい部分を明確にできているかもチェックできるのです。 ---------- 石田 一洋(いしだ・かずひろ) 関西テレビ放送アナウンサー 広島県出身、2002年早稲田大学商学部卒業。RKB毎日放送を経て2014年から現職プロ野球日本シリーズや、競馬G1、大阪国際女子マラソンなど全国ネットのスポーツ中継のほか、番組MCやリポーター、ニュース、ラジオパーソナリティ、ナレーション、司会と幅広く担当。アナウンスメントやドキュメンタリー制作のコンテスト優勝、受賞歴多数。第10回全国講師オーディションではグランプリを獲得。学校や企業研修では、「伝わる説明の技術」や「人を動かす伝え方」を中心に、「アサーティブコミュニケーション」「獲れる採用説明会の作り方」などを指導している。 ----------
関西テレビ放送アナウンサー 石田 一洋