オリンピックでベスト8敗退の開催国フランス女子代表…ルナール監督の退任を発表
フランスサッカー連盟(FFF)は6日、同国女子代表を率いるエルヴェ・ルナール監督(55)の退任を発表した。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック かつてはザンビア代表やコートジボワール代表でアフリカ・ネーションズカップを制し、さらにはモロッコ代表、アジアのサウジアラビア代表、ソショーやリールといったクラブの男子チームを率いた経験のあるルナール監督は、2023年3月31日にフランス女子代表の新指揮官に就任。以降は27試合を指揮し、18勝3分け6敗の戦績を残した。 就任5カ月で臨んだオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でチームをベスト8まで導くと、母国開催となったパリ・オリンピック(五輪)でも前回王者のカナダ女子代表、コロンビア女子代表、ニュージーランド女子代表と同居したグループAを首位通過。 その後、ラウンド16ではブラジル代表に屈して、ロンドン・オリンピック以来のベスト4進出とはならなかった。 今年3月にフランス『フット・メルカート』のインタビューを受けたルナール監督は、「私はFFF(フランスサッカー連盟)に契約を継続しないと伝えた。契約は8月31日に終了し、私は男子フットボールに戻る」と明言していた。 なお、同監督にはすでにナイジェリア代表とエジプト代表がオファーを提示。その他にもアフリカを中心とする複数男子代表チームや、世界各国のクラブチームが熱視線を送っているようだ。
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