ソフトバンク入団の張峻瑋、日本の厳しい練習に「心の準備できている」 台北で会見
(台北中央社)福岡ソフトバンクホークスに育成で入団した張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手が25日、台北市内で記者会見を行った。日本のプロ野球のトレーニングについて、高校の同期で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した蕭斉投手から「とても疲れる」と聞いているとした上で、心の準備はできていると決意表明した。 北部・新北市の穀保家事商業高出身の19歳。178センチ、77キロ。最速156キロの右投げ右打ち。蕭投手の他、オリックスバッファローズに入団した陳睦衡投手も同高をこの夏卒業した。 日本のプロに進んだ同期たちには負けたくないと語る張。今季最多勝となったソフトバンクの有原航平投手を目標に掲げていると明かした。またチームは選手の面倒をよく見てくれ、オンラインでの日本語の授業も手配してくれているとし、できるだけ早くチームになじみたいと話した。 日本メディアによれば契約金1億円、年俸400万円。張は、契約金は貯金して家族と一緒に住む家を買いたいと語った。 三笠杉彦取締役GMは、張が2年以内に1軍デビューしたいとしているのを知っており、球団もとても楽しみにしているとした上で、故障しないことが原則だと言及。少しずつ進歩すれば、ソフトバンクや台湾、ひいては世界を代表する投手にもなれるだろうと期待を寄せた。 (謝静雯/編集:田中宏樹)