速水もこみち×マセラティの“贅沢な時間”とは
速水もこみち、マセラティの本質をしっかり見抜く
楽しい時間はあっという間に過ぎる。アートと建築を楽しむドライブを終えて、速水はマセラティ・グレカーレの印象をまとめた。 「クルマは好きだけれど、エンジンとかのメカニズムにすごくこだわりがあるというタイプではないんです。そんな僕の目から見て、やっぱりデザインが魅力的ですね。あと、サイズ感がすごくいい。後席にも座ってみたけれど充分に広いし、後ろの席が広いと荷室が狭いケースもあるけれど、このクルマは荷室も広い。愛犬がいるので、室内の広さには敏感です。あと、運転席からの見晴らしもよくて、ボディの四隅がわかりやすいから運転がしやすかったです。格好いいから、デザイン優先の設計かと思えば、きちんと実用性が考えられている点に感心しました」 ドライブモードを切り替えて、その変化を楽しんでいる様子がよかったと伝えると、「あれはすごくおもしろかったですね」と、目を輝かせた。 「迫力のある音に変化して、ドライブしている人を楽しませようという心意気が伝わってきました。そうですね、音にしろデザインにしろ色にしろ、人を楽しませようという姿勢が、このクルマの一番の魅力ではないでしょうか」 イタリア人を評するたとえに“マンジャーレ! カレーレ!! アモーレ!!!”という言葉がある。訳すと“食べて、歌って、恋をして”……なるほど、人生を謳歌するイタリア的な価値観を、ラグジュアリーに表現したのがマセラティ・グレカーレで、速水はその本質をしっかり見抜いていたのだ。
【プロフィール】速水もこみち
1984年8月10日生まれ。東京都出身。B型。2002年俳優デビュー。ドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)をはじめ、「緊急取調室」(テレビ朝日系)、「結婚できないにはワケがある。」(ABCテレビ)などの作品に出演。 文・サトータケシ 写真・永禮賢 ヘア&メイク・髙橋幸一 スタイリング・小松嘉章(nomadica) 編集・稲垣邦康(GQ) 車両協力・マセラティ ジャパン