甲子園初勝利の星稜監督「1点取るのも防ぐのも難しい」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、1回戦で昨秋の北信越大会と明治神宮大会を制した星稜(石川)が4―2で21世紀枠の田辺(和歌山)を降した。九回に2点を勝ち越した星稜は、2年ぶりに初戦を突破した。 【写真まとめ】田辺ー星稜(1回戦) 星稜の山下智将(としまさ)監督の主なコメントは次の通り。 ◇勝ち越し打の東は「努力のご褒美」 ◇星稜・山下智将監督 (田辺の先発の)寺西君の直球に遅れないよう指示を出したが、それ以上の球で攻略できなかった。(中盤は)我慢、我慢だった。うちらしい勝ち方だったのかもしれない。(救援した)戸田が素晴らしかった。 (監督として甲子園初勝利)やっぱり本当に難しいですね。1点を取るのも難しいし、1点を防ぐのも難しい。本当に難しかった。生徒が頑張ってくれた。 今日は大振りが目立ったというか、ちょっとフライアウトが多くなってしまった。足やバント、そういったことを絡めないと点を取るのは難しいのかなということで色々やってみましたけど、なかなかうまくいかず、点を取るのが難しかった。 (九回に勝ち越しの2点打を放った代打の東は)詰まってはいましたけれども、努力のご褒美なのかもしれないですね。守備も走塁もバッティングもすべてにおいて、この冬にレベルアップしてくれたんじゃないかなと思います。練習試合とか紅白戦でも一番結果を残してくれていた子だったんで。 (中島幹大も代打で途中出場ながら2打数2安打)中島は本当によく練習する子。東もそうですね。努力が実って本当に良かった。 気持ちの強い2人です。