“楽しむ”をモットーに「優勝を目指そう」箱根駅伝3位の城西大・櫛部静二監督「まぐれだと言われないように」気を引き締める
城西大学男子駅伝部の櫛部静二監督が、7日に行われる第20回関東私学七大学対校陸上選手権大会を前に、今季の目標などを語りました。 【動画】第20回関東私学七大学対校陸上選手権大会へ向けて各大学の監督が意気込み語る 今大会は、城西大学、東洋大学、大東文化大学、駿河台大学、東京国際大学、上武大学、平成国際大学ら駅伝強豪校らと争う学校対校戦。チームは昨季、出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝5位、箱根駅伝で過去最高3位といずれも好成績を残しました。 櫛部監督は、「タイムよりも競い合うことを念頭につくられた大会」としつつも、「1年を占う大会です。勢いを付けたり自分たちの力量を測ったりする意味でも、優勝を目指そうと学生たちには伝えています」と期待を込めます。 チームは昨季大躍進のシーズン。成長の鍵になった部分を問われ、「陸上の長距離種目はつらくきつい競技ですが、その中でも自分たちが目指す大会に向けたトレーニングを“楽しむ”ということをモットーとして、学生たちで盛り上げていきながら練習を進めてきました」と話しました。 箱根駅伝で過去最高となる総合3位という結果には「この結果をまぐれだと言われないように、もっともっと上位を目指していきたいと思っています」と気を引き締めます。 チームの中心となるのが、斎藤将也選手(3年)、キムタイ選手(3年)です。その存在には「彼らのようなエース的選手がいるとチームも力がアップした印象を受けます。彼らが他の選手たちにも良い影響を与えている」と期待を込めます。 “山の妖精”と5区山上りで活躍した山本唯翔選手が卒業。「4年生が抜けたので、チームとしての力量、現在地はまだわからない」と話した櫛部監督ですが、「チームとしては後期の駅伝でチームの力を結集して、より高みを目指していきたいと思っています」と決意を新たにしました。