【ソフトバンク】山川穂高 4・5億で更改 自主トレに〝和田イズム〟注入へ「長くやることも一つ目標」
ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が22日、みずほペイペイドームで契約更改に臨み、年俸4億5000万円(金額は推定)でサインした。来季は4年契約の2年目となる。 移籍初年度の今季は4番として全試合に出場し、打率2割4分7厘、34本塁打、99打点の成績を残し、本塁打王と打点王の二冠を獲得した。山川は「フル出場してリーグ優勝、ずっと4番を打ち続けたこと、本塁打王と打点王をとれたことは大満足」と語る一方、「打率は2割7分、打点は120は欲しかった。日本一にもなれなかったので全く満足していない」と飽くなき向上心をのぞかせた。 「自主トレを甘く見ちゃいけない」と語る鷹の主砲は、今季引退したレジェンドも参考に「走ること」をテーマに取り組む。「21日に和田(毅)さんと長く話す時間があったんですけど、(自主トレで)300メートル走を30本とか、3時間くらいずっと走ってたらしくて。自主トレで走るってめちゃくちゃ自分と戦わないといけないじゃないですか、いつでもやめられるし。自分との戦いに打ち勝つ意味でも、走るのはちょっと頑張ろうかな」と意気込み「長く(現役を)やることも一つ目標として、新しく持てたら」と話した。 来季は背番号を今季の「25」から「5」へ変更する。「一桁(の背番号)は価値が高いものかなと思う。なにより、松田さんがつけていた番号なので、それに恥じないプレーをしたい」とより一層、気合を入れた。
東スポWEB