2024年の「イースター」は3月31日、海外ではクリスマス並みに盛り上がる行事だけど何するの?日本での認知度は?
本場のイースターは、子どもが楽しめる大イベントだった!
キリスト教圏の国では、どんなイースターの日を過ごしているのでしょう。 アメリカではイースタ―の日は、教会でキリストの復活を祝うイベントが行われたり、家族や仲間と食事を楽しむのが一般的です。卵やウサギのデコレーションで家を飾る人も多く、料理も卵を使ったものが多く振舞われるようです。また、卵をカラフルにペイントする「エッグペインティング」や、カラフルに装飾されたイースターエッグと呼ばれる卵を庭に隠して子ども達が探す「エッグハント」と呼ばれるゲームも行われています。 公園や教会で行われる「エッグハント」イベントでは、バケツを持った子ども達(通常は小学生以下対象)がプラスチックの卵をいっぱい拾う姿が見られます。 プラスチックの卵の中にはお菓子や雑貨が入っていることが多く、子どもにとってはまるで宝探しみたいで大いに盛り上がるのです。 ちなみに高学年対象の「エッグハント」イベントでは、ゴールデンエッグと呼ばれる「当たり」のエッグが紛れていて、豪華な賞品や賞金がもらえることも。夜にライトを使って卵を探す「ナイトエッグハント」も大きな子ども達には人気です。 このように欧米ではイースターイベントが春のお楽しみにもなっているため、海外から上陸したアミューズメントパークでもイースターをお祭りにして盛り上げるわけです。 ちなみに卵は「復活」を、ウサギは繁殖力の高さから「生命」のモチーフとして、イースターのモチーフとして使われています。 長い冬から春になる喜びを象徴している側面もあり、「Happy Easter!」とお祝いの言葉が飛び交います。 日本でもイースターはじわじわと浸透しつつあります。卵やウサギをモチーフにしたアイテムが登場したり、外資系ショップやブランドではイースター関連グッズやイベントを展開するところも。 海外ではかなり盛り上がっている「イースター」。本来はキリスト教のイベントの一つですが、デコレーションをしたり、パーティーをしたり、最近では宗教の枠を超えて楽しめるイベントになっているようです。ハロウィンが日本でも広まってきたように、イースターも恒例のイベントとしてみんなに知られる日が来るかもしれませんね。
ちえ