トヨタ「シエンタ」対ホンダ「フリード」大人気コンパクトミニバン、徹底比較!買うならどっちがおすすめ?
■注目度アップでフリードはシエンタに勝てるか 自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表したデータによれば、2023年度(2023年4月~2024年3月)における新車販売台数ランキングは、先代のフリードが7万4681台で全体の10位。対するシエンタは12万2706台で全体の3位だ。その後、2024年6月に新型が発売されてからは、フリードは毎月8000台~9000台の新車販売台数を維持し、いずれも前年比を上まわる数字を記録。対するシエンタも、1カ月あたり9000台~1万台を記録し、毎月格差でフリードを上まわっているが、両モデルが再び熾烈なシェア争いを展開していることは確かだ。
コンパクトミニバン市場で、まさに強烈なライバル関係にある両モデル。とくに、フリードは、2024年度の日本・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどで、注目度もさらに上がっている。そんな状況下で、一騎打ちの様相をみせている両モデルの覇権争いについて、最終的にどちらに軍配が上がるのかが今後気になるところだ。
平塚 直樹 :ライター&エディター
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