しまむら創業者、島村恒俊さんが死去 享年98
「ファッションセンターしまむら」を運営するしまむらの創業者、島村恒俊(しまむら・のぶとし)さんが老衰のため7月13日に死去した。享年98。通夜および葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を執り行う予定。 【画像】しまむら創業者、島村恒俊さんが死去 享年98
島村家は埼玉県小川町で呉服販売の個人商店を代々運営。1953年に恒俊さんが株式会社に組織変更し、島村呉服店として設立すると共に、取り扱い品目を呉服に加え、当時消費が急増していた既製服や生地、仕立てに拡大。60年代以降、チェーン化理論を取り入れて全国隅々に店舗を拡大してきた。72年にしまむらに社名変更。
しまむらの店舗数は、基幹の「ファッションセンターしまむら」のほか、「アベイル」など計5業態で国内2185店、台湾43店(5月20日時点)。2024年2月期売上高は前期比3.1%増の6350億円、営業利益は同3.8%増の553億円と、ファッション専業ではファーストリテイリングに次ぐ国内2位の規模となっている。