台風13号は奄美や沖縄を直撃 暴風・高波・大雨に警戒 新たな台風のたまごも発生か
新たな熱帯擾乱が発生の可能性も
南の海上は積乱雲の発達しやすい状況となっています。台風13号とは別に熱帯擾乱(熱帯低気圧や台風)が発生し、来週後半には北上してくる恐れがあります。 加えて、本州付近には秋雨前線が停滞し、熱帯擾乱周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、広く雨が強まる可能性があります。まだ予想に幅がありますので、最新の情報にご注意ください。
台風シーズンまだ続く
上の図で赤く示された所は、アメリカ海洋大気庁(NOAA)による熱帯低気圧が発生する確率の予想を示しています。赤色が濃いほど、発生する確率が高いことがわかります。 日本の南の海上は赤い斜線や赤色、濃い赤色で示され、10月1日頃にかけても熱帯低気圧が発生する確率が高めと予測しています。 熱帯低気圧が発達したものが台風となるため、しばらく台風シーズンが続く見通しです。非常持ち出し袋やハザードマップの確認など日ごろから備えをしておくと安心です。
日本気象協会 本社 吉田 友海