福岡第一が2度目の連覇へ難関突破4大会連続の4強入り、22年V開志国際との「王者決戦」で競り勝ち【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 福岡第一70―63開志国際(27日、東京体育館) ■「うお~スゲー発想」超巨大ヌードルツリー登場【写真】 男子の準々決勝3試合目が行われ、連覇を目指す福岡第一が2大会前の王者・開志国際(新潟)と対戦して70―63(20―19、9―16、22―19、19―9)で下した。2大会前の決勝と同じ顔合わせの注目の一戦。福岡第一にとっては雪辱を期する戦いを制した。4大会連続の4強入りともなった。28日の準決勝は鳥取城北と延岡学園(宮崎)の勝者と対戦する。 第1クオーター(Q)序盤は福岡第一が先手を奪った。宇田ザイオンの3点シュートなどで一時は9―2としたが、じわり詰め寄られて接戦に持ち込まれて20―19で終えた。 第2Qは両チームの激しい守備が目立ち開始から1分半以上ノーゴールの展開に。開志国際が3点シュートで均衡を破ると、すぐさま宇田が取り返す一進一退の攻防となった。ところが中盤から開志国際が外からのシュートが連続で決まり逆転して点差を広げた。29―35。 第3Qも開志国際のミドルシュートが有効で、激しい守備でも福岡第一のリズムを崩した。それでも持ち前の堅守速攻で福岡第一が38―38の同点に持ち込むと、再び競り合いとなった。54―51。 最終Qは素早い攻めが奏功して福岡第一が早々に逆転。宮本耀も要所で3点シュートを沈めたが、開志国際も食らいつく。何度もリードするチームが入れ替わる譲らない戦いは、福岡第一が最終盤で突き放した。 ▼福岡第一のライバル福岡大大濠は28日に大一番▼