センバツ2024 「町民の言葉が励み」 耐久がJR湯浅駅前で壮行会 /和歌山
センバツに出場する耐久の壮行会が15日、湯浅町のJR湯浅駅前なぎ広場で開かれた。湯浅町と広川町の主催で、地元住民約250人が集まり春夏通じて初めてとなる甲子園出場を祝った。両町から井原正善監督と選手たちに、花束と練習用ボールも贈られた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 広川町の西岡利記町長が「甲子園を実力でつかみ取り、こんなにうれしいことはない。結果を気にせず暴れまくってほしい」と激励。井原監督は「町民の皆様からの『ありがとう』という言葉がうれしく、励みになった」と感謝を述べ、赤山侑斗主将(2年)も「こんなにたくさんの人に集まってもらえて驚いた。応援よろしくお願いします」とあいさつした。 会場では20年ほど前に作られた野球部応援歌が流れ、作詞作曲したOBの前田道治さん(87)=湯浅町=が「長年の思いがこみ上げるが、まずは1勝してほしい。甲子園のスタンドでも、大きな声で歌いたい」と喜んでいた。【安西李姫】