セブンの時短実験でコンビニ加盟店団体が会見(全文3)フランチャイズ法が必要
加盟店の収益はどうなっているのか
日本経済新聞:日本経済新聞社の【イマイ 01:02:07】といいます。具体的な【****01:02:12】話は、コンビニ全体でいうと、市場としては【********* 01:02:19】限度ライン。ただ【******01:02:21】。じゃあ、具体的に加盟店さん、【******取り分 01:02:25】って、【カシテル*** 01:02:27】何割ぐらい? この1年、あるいはこの5年、10年。市場としては、【****** 01:02:35】、【実質的にはそれ以外も 01:02:37】増えてはいるんですけど、その結果として、じゃあ、オーナーさんの【収益 01:02:42】って、悪くないとこってどれぐらいになるんでしょうか。 酒井:はい。オーナーの店舗は基本的に来店客数はずっと下がっていますので、悪くなってるいっぽうです。部分的に良くなってるいうのは、ほとんど、立地とかで、多少は長期に関わって良くなる例外的な面を省いて、平均的には下がってきてると思います。 なぜ過去最高利益がどんどん出るかっていうのは、コンビニのシステム自体が、販管費、人件費とか廃棄とか販売するために必要な袋代とか、それが、本部と加盟店の間で利益配分をしたあと、加盟店が全て負担するので、本部は売った売り上げと、売った分だけの仕入れのみ、廃棄された分はそれに含めないんですよね。それだけで利益を取っていくので、1円でも売り上げが上がれば利益はプラスになるので、スケールメリットです。店舗数がどんどん増えてます。そのスケールメリットによって、過去最高利益を取ってるっていうふうな。 日本経済新聞:本部の話ではなくて、全体としては、コンビニは市場は増えていますと。ただ、【利益 01:04:04】は上がってないですと。【利益 01:04:06】はおっしゃられるように、オーナーさんのご負担ですと。で、最終的な損益で加盟店さんの取り分って、手持ちっていうのは何割ぐらいになるんですか。 吉村:これは発表されてませんね。ただ、言えることは、平均日販が11年前のほうが、既存店平均日販、セブン‐イレブンの場合でいうと、だいたい11年前67万円。で、今だと、ちょっといろんな統計の取り方がある、65万とか66万っていわれてるんで、平均の日販からすると、11年前からすると、下がってるんですよ、実は。 で、それからして、人件費が、当たり前ですけど1.2倍とか、ところによっては1.3倍と、そのほか、販管費が上がってますので、どう考えても1店舗の取り分は下がってるとしか考えられないですよね。もし、上がってるとしたら、それは酒井のようにオーナーがものすごく働いている、それは上がると思います。ただ、数字、オーナーが普通の、10年前と同じ時間働いていたら、当然、下がってるのは、もう、目に見えると。ただ、本部の発表は存じておりません。 日本経済新聞:ユニオンのだいたい約100名弱、【社員 01:05:33】ですと、そこで見るとどれぐらいとか分かりますか。 吉村:ユニオンだけで見ると、実は見切りをやっているので、見切りをやると、基本的には20万から、それをやらなかったときにものすごく廃棄を出しているところは40万ぐらい、単純に利益アップしていますので、その【セイド 01:05:54】が上がっていく分には、人件費よりも追いついてるんじゃないかということです。だから、見切りをやってないでそのまま、むしろ廃棄を悪化させている店は、もっと苦しんでないかということは想像できます。