【中日】再三のサヨナラ好機生かせずドロー 今季初先発の高橋宏斗は7回無失点の好投
◇プロ野球セ・リーグ 中日0-0広島(28日、バンテリンドーム) 今季初登板となった中日の先発・高橋宏斗投手は快投。150キロを超えるストレートと鋭く落ちるスプリットで広島打線を翻弄(ほんろう)。7回108球を投げ、被安打3、5奪三振で無失点。開幕から1か月遅れての初登板でしたが、昨季の先発ローテーションがしっかりと結果を残しました。 試合は両チーム得点のないまま延長戦に突入。 中日は延長10回、広島・矢崎拓也投手から、先頭打者の村松開人選手が四球で出塁。さらに代打・石川昂弥選手が今季初ヒットで、ノーアウト1、2塁とチャンスメーク。しかし1番岡林勇希選手が送りバント失敗、2番田中幹也選手が空振り三振で2アウト。その後3番カリステ選手が四球で、2アウト満塁になるも代打・宇佐見真吾選手がセカンドゴロで3アウト。 延長11回にもチャンスを作る中日。広島・森浦大輔投手から先頭打者の細川成也選手がエラーで出塁。6番上林誠知選手の送りバント、途中出場の7番山本泰寛選手のヒット、代打・福永裕基選手の申告敬遠で 1アウト満塁。しかし石川選手がセカンドフライ、岡林選手がセカンドゴロ。幾度となくあったサヨナラ勝ちの絶好機を生かせませんでした。 投手陣が延長12回無失点に抑えるも、勝ち切れなかった中日。今月5度目の無得点となっています。