意気込み新たに 明石商、夏に向け練習再開 /兵庫
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)準決勝での惜敗から一夜明けた3日、明石商ナインは明石市魚住町長坂寺の学校グラウンドで練習を再開した。ナインは初のセンバツ4強に満足することなく、夏の日本一に向けて意気込みを新たにした。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 練習前のミーティングで狭間善徳監督は、多くの人に支えられて4強に入ったことを忘れてはいけないと強調。「追われる立場が最もしんどい。どんな時も勝てるような準備をしていこう」とナインに語りかけた。また、2、3年生の計80人と新1年生を加えた全部員で一から競争させる方針を伝えた。 ナインはウオーミングアップの後、フリー打撃を開始。重宮涼主将(3年)が「もっと元気を出していこうぜ」などと鼓舞する中、ナインは引き締まった表情で鋭くスイングし、打球を飛ばした。ティー打撃を繰り返す選手の姿も見られた。 重宮主将は、アルプスで応援してくれた部員に感謝しているとし、「センバツではバントや守備のミスが目立ったので満足していない。夏は日本一になる」と力を込めた。 明石商は夏の甲子園への2年連続出場に向け、まずは今月14日に開幕する春季県大会で連覇を目指す。【黒詰拓也】 〔神戸版〕