【フィリピン】SMプライム、25年は商業施設5カ所新設
フィリピンの大手財閥SMグループ傘下の不動産開発・運営大手SMプライム・ホールディングス(HD)は、2025年に国内で商業施設5カ所を開業する方針を示した。既存施設の拡張も実施する。投資額は1,000億~1,100億ペソ(約2,615億~2,875億円)を見込む。地元紙の報道を認める形で4日発表した。 SMプライムのジェフリー・リム社長兼最高経営責任者(CEO)によると、北部ルソン地方のラウニオン州と北イロコス州ラオアグ市、南部ミンダナオ島サンボアンガ市、マニラ首都圏近郊のラグナ州サンタロサに建設する。残る1カ所の建設地はまだ決まっていない。 SMプライムが国内で展開する商業施設数は25年末までに92カ所に拡大する見込み。27年までに100カ所に増やす目標を掲げている。