「自尊心を傷つけられ、怒りを抱え...」笑顔なき決勝ゴラッソの久保建英を現地メディアが激賞!「これがスター選手の持つ力だ」
一方、『as』紙の採点は「3」の満点で、「久保がドリブルとフィニッシュで見事なプレーを見せ、素晴らしいゴールでホームチームを沈黙させ、驚かせた」と賛辞を贈るとともに、ここでの仕事が現在のソシエダにおいて非常に重要なものだったことを指摘している。 「試合を決定づけるのは、優れた選手が見せる素晴らしいプレーであることが改めて明らかになった。現在、チームを再構築中のソシエダにとって、それは非常に重要だ。ロビン・レ・ノルマンやミケル・メリーノの退団を乗り越え、新加入選手をチームに融合させなければならない中で、久保の活躍と彼の主張は、ラ・レアルにとって純金のように貴重なものである」 そして個別評価の記事では、久保について「日本人選手はサブに回されたことに驚き、それが全くもって気に入らなかった。怒りを抱えてピッチに入り、勝利を決めるゴールをゲット。右サイドからの、得意とする斜めの動きで相手GKを打ち抜く、見事なプレーだった。ソシエダはこれで今季初の勝点3を獲得。その後、彼はユニホームに記された自身の名を指差して何かを主張したが、これはイマノルへのメッセージだろうか?」と記した。 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「(何人かの主力が離脱した)ソシエダにはまだ、久保がいる。彼はベンチスタートに怒っていたが、ソシエダのユニホームを着て以来、ずっと素晴らしいプレーを続けている。この日本人選手が決めた素晴らしいゴールが、敵地でのエスパニョール相手に今季初勝利という非常に貴重な成果をラ・レアルにもたらし、ゴールを量産してチームを成長させられるCFを切実に求めているソシエダをさらに強化するための時間を与えた」と称えている。 こちらの個別評価では、久保を「サムライ」と表現し、「彼を怒らせない方がいい。その素晴らしいゴールが、ラ・レアルに勝利をもたらした。彼は決定的な存在だ」と、その存在の重要性を強調。同じくバルセロナの『SPORT』紙は「久保が途中交代から魔法を見せ、エスパニョールの守備を崩して見事なゴール。この日本人選手は、自分の背番号を誇示しながら、観客を完全に黙らせた」と伝えた。
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