【Bリーグ】大阪が連敗を3で止める 橋本拓哉「シュートが決まり視界が広がった」
◇Bリーグ B1第8節GAME1 大阪87―68仙台(2024年11月9日 おおきにアリーナ舞洲) 11月に入って3連敗中だった大阪エヴェッサが連敗を止め、通算成績を7勝6敗とした。9月21日の天皇杯2次ラウンドのアルティーリ千葉戦で右内側ハムストリングス肉離れを起こし戦線を離脱していた橋本拓哉(29)がこの試合で復帰。得点は5点だったが、第4Qに仙台を大きく引き離す3ポイントシュートを決めるなどの活躍でマン・オブ・ザ・ゲームに選出された。 試合は、前半を40―40で折り返す接戦だったが、第3Q中盤から徐々にリードを広げ、第4Qに入っても勢いが衰えなかった。 橋本は「みなさん、お久しぶりです。ホームでコートに立てて良かった。5得点で(ヒーローインタビューに)立つのは今年初めてなので申し訳ないです」と、おどけてみせた。その表情は復帰した喜びに満ちあふれていた。 第3Q途中から出番が回ってきた橋本は、最初ボールに絡む場面がなかったが、このクオーターの後半にシュートを決めると、硬さもほぐれたようだった。「緊張感はなかったのですが、(故障明けの)不安はありました。シュートが決まった後は視界も広がったかなと思います」。リハビリ中は減量にも取り組み「体重は10キロ落ちました」と笑った。 藤田弘輝ヘッドコーチ(38)は「橋本は素晴らしかったと思います。プレータイムは9分(15秒)と短かったですが、チームにプラス16点という勢いをもたらせてくれた」と、その動きを評価した。