洋服の青山、自社ECで出荷遅延 顧客10%に影響、復旧まで1カ月
紳士服ブランド「洋服の青山」などを展開する青山商事は1月6日、自社ECサイトの障害による出荷遅延の進捗報告を掲載した。顧客全体の10%強に影響があったが、1月9日時点の受注には問題がないという。1月20日に復旧する予定だ。 2024年12月27日、「ECシステムの変更による不具合で、最大16日経過しても出荷されていない注文がある」と発表した。裾上げなど補正仕上げのデータが連携できず、未補正での出荷もあったという。 対象者に対して、①注文日から到着まで2週間以上かかったEC注文は、希望があれば返品を受ける②未補正で届いた商品は「洋服の青山」の実店舗で補正する――対応を進めている。1月6日に、「メール返信や電話での対応に時間がかかっている」と進捗を掲載した。 トラブルの経緯については、「12月17日、顧客の利便性を高め、今後のOMO戦略を推進するためにECシステムを変更した。データ連携の際に不具合が見つかったことで発覚した」(EC事業部 星川敦部長)と説明した。
日本ネット経済新聞