関西百貨店の初売り好調、前年約2割上回る…1100万円「絵画福袋」も2点売れる
関西の主要百貨店の初売り商戦は、売り上げが軒並み前年を上回った。働き方改革の一環で、今年から2日を休業し初売りを3日にするといった変更もあったが、大きな影響はなかった。
阪急百貨店梅田本店や高島屋大阪店、大丸梅田店などは、初売り日を3日に切り替えた。阪急梅田本店は、3~4日の売り上げが前年(2~3日)と比べ2割増だった。婦人服や宝飾品が4割伸びたのが大きかった。
高島屋大阪店と大丸梅田店は、いずれも3日の売り上げが前年(2日)より2割増えた。あべのハルカス近鉄本店は2日から営業を始めたが、例年より閉店時間を早めた。2~3日の売り上げは前年同期比で2割増だった。有名作家の絵画福袋(1100万円)が2点売れるなど高額福袋が好調だった。