埼玉県がコロナ会議 終了後に大野知事が会見(全文1)支援金は自粛要請の有無問わず
宿泊療養施設の確保の見通しは?
中日新聞・東京新聞:ありがとうございます。2点目です。入間第一ホテルが受け入れ施設に決まりまして、これで計514室になりました。県のほうでは5月6日までに1000室とする目標を掲げており、今、半数を超えたわけですけれども、今後の見通しはいかがでしょうか。 大野:一番最初ですか、1000室の話をさせていただいたときに申し上げさせていただいたと思いますけれども、決してもちろん楽な話ではありません。ただ、私どもとしては、4月の20日だったと思いますけれども、自宅の療養を許容するということで、3月の1日に政府が言ってましたが、われわれはそれをなるべくしたくなかったんですね。ただ、そういう状況にいかざるを得ないという中で、他方で大きくかじを切って、今回われわれとしても、人の命は重いわけですから、とにかくこれを急ぎで進めようということで、1週間で400近くになり、そしてさらに2日で514ですか、になったと思いますけれども、これをなんとか5月6日までに、連休中ではありますけれども1000室に持っていきたいというふうに思っています。 ただ、これは1000室に持っていくためには、部屋だけではなくて、そこで従事していただく医療関係者等もありますので、皆さんのご協力の上にやっと成り立つものでございますので、しっかりとしたご協力をあらためてお願いをさせていただきながら進めていきたいと思っています。
宣言延期の場合、どういう施策を行うのか
中日新聞・東京新聞:最後、3点目です。政府のほうで緊急事態宣言が延期される見通しという報道があります。県としてどういう施策を取るのか。昨日の段階で、早ければあす発表するというようなお話、方針を示すとおっしゃっていましたが、予定を教えてください。 大野:きのう、あさってって言ったんだよね。 中日新聞・東京新聞:あさってだから、あしたですよね。 大野:あしたですね、そう、失礼しました。あしたにも発表という話をさせていただきましたけれども、すでに事務的には話をさせていただくとともに、実はきのうの時点では専門家の皆さんの会議の日程が決まっていなかったので、専門家の会議の日程が決まりましたので、そのあとに発表になると思います。と申しますのは、われわれがもちろん検討させていただいて必要な措置であるというふうに考えたとしても、専門家の皆さんのご意見をしっかりと踏まえた上で措置の決定をするという、決定というか、方向を決定するということになりますので、それが終わったあとになりますけれども、政府の発表よりも前になるというふうに私どもは思っています。 というのは、仮にですけれども、きのうも申し上げましたが、前日の夜に措置が発表されて、その翌日に営業に関わるようなことですと、なかなかやはりご迷惑も掛かってしまうので、これを見据えながら、われわれとしては明日というわけではありませんけれども、可能な限り早くこれを示させて、考え方を示させていただきたいと思います。 中日新聞・東京新聞:専門家会議はじゃああしたではなく、あさってになるということですか。 大野:いいところだと思います。その辺りだと思います。 中日新聞・東京新聞:分かりました。幹事社からは以上です。各社さんお願いします。 大野:どうぞ。