モスクワ銃乱射で133人死亡 現場の解体撤去作業が難航
モスクワ、ロシア、3月25日 (AP) ― 死者133人を出した過激派組織「イスラム国」の武装集団による銃撃と、その後に起きた火災と爆発で屋根が崩壊したモスクワ郊外のコンサートホールでは、ガレキの解体撤去作業が続いている。 モスクワ捜索救助隊の指揮官によると、崩壊現場内部は複雑で、解体撤去作業は難航しているという。 「ほとんどすべての鉄骨が散乱しており、程度の差こそあれカッターで、つまり手作業で切断しなければならず、現場では重機は使えない」 現場周辺には多数の救急隊と警察当局が待機している。 ロシア当局は、国境のウクライナ側に用意された「窓」からウクライナに脱出しようとしていた容疑者4人を拘束した。 アフガニスタンにあるイスラム国の関連組織が、ソーシャルメディアに犯行声明を投稿しており、ウクライナは音楽会場襲撃事件への関与を強く否定している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)