人気モデルが立ち上げた、パリ発テーブルウエアブランド「TABLE」が彩る食卓芸術の世界
ー各コレクションには、南仏を想起させられる色彩豊かな陽気さがあり、同時にフランスらしい洗練さも兼ね備えています。2人でどのようにコレクションを製作しているのですか? キャロラインとともに、非常に自発的な方法でデザインを行っています。各コレクションに使用したいカラーパレットを一緒に決め、キャロラインが多くのパターンを描いて、何度も色の調整を繰り返します。
今年ローンチした“Lipari”コレクションは非常に素朴で、ストライプ、ドット、正方形のみを使用し、まるで子ども時代に描いたような絵のように仕上がりました。また、オレンジやブルー、ピンク、パープルなどの鮮やかな色で、いつもテーブルに明るさをもたらすのが「TABLE」の特徴でもあります。
ー日本の「トゥモローランド」での取り扱いや、パリの「Merci」でのポップアップなど、順調にビジネスを展開されているように見受けられます。ブランドを立ち上げてから、もっとも挑戦的だったことは何ですか? 「TABLE」を立ち上げる前には、私たちは大きな新しいスキルを身につける必要がありました。ウェブサイトやECの扱い方、コレクションのスチール撮影およびビデオ撮影、日常的なSNSの管理、コレクションを販売するために世界中のショップに連絡すること、他のブランドと協力して製品を共同作成する方法…本当にたくさんのことを学ばなければならず、今もすべてが挑戦的ですが、毎日がとても充実しています! ー最後に、今後のビジョンについても教えてください。 5月に開催する「Merci」でのポップアップが、今一番楽しみにしていることです!まもなく新しいコレクションをローンチ予定なのと、アーティストや職人、シェフなど、食にまつわるクリエイターとのコラボレーションも控えています。 たくさんの人と刺激し合いながら、「TABLE」を通して“食卓芸術”の美学を多くの人に触れてもらえたらうれしいです。