一生着られる!着心地最高の『ナデル』のブラックワンピースを着回し~服のプロが本気で選ぶ一軍服~
日ごろ愛用している、気づくとこればかり着てしまう!という「一軍服」をおしゃれのプロにご紹介いただく連載。第26回目は、オーガニックコットンをはじめとする着心地の良い洋服を京都から展開する『NADELL』デザイナーの北村ヨナさんに、長年の体型研究から生まれたとっておきの1枚を教えていただきました。 【画像一覧を見る】
特別な日も、ふだんにも。着回しやすく、着心地抜群のブラックフォーマル
「裏地もなくて、そのまま1枚で着てもさらりと心地いいですし、重ね着もしやすい程よい厚みのワンピースなんです」と話すヨナさん。そんなおすすめの1枚は『NADELL』の〈くり抜きポケットワンピース〉だそう。 秋、冬、春の3シーズンに対応する絶妙な厚みのウールレーヨンの素材は、裏地無しでも滑りのよい特殊な織りになっているのが特徴です。 「生地の落ち感もよくて、ボディラインを拾わず、シルエットが綺麗なんです。肩も動かしやすいドロップショルダーとゆったりした身幅だから、どんな時でもリラックスして過ごせます」
着こなし1:秋の始まりにシャツワンピースをさらりと羽織った重ね着スタイル。
ヤクとオーガニックコットンの混紡糸で、ふんわりとした風合いを持つビエラ生地の〈パフスリーブシャツワンピース〉を重ねて。「こちらも真夏以外の3シーズン着られるアイテムで、季節の変わり目にワンピースの上にさっと羽織るだけでカジュアルだけど上品さのあるスタイルになりますよ」
着こなし2:ワインレッドのギャザーパンツを合わせて、普段の街歩きにも。
京都の街は、石畳などが多いので、〈オーガニックコットンシルク ギャザーパンツ〉を合わせたこんなスタイルにスニーカーや『ビルケンシュトック』のサンダルを合わせることも多いそう。 この日は、『アルベルタ・フェレッティ』のゴールドのミュールをあわせて。
デニムスタイルにも合わせやすいジャケットを
くり抜きポケットをアクセントにした〈くり抜きポケットジャケット〉はドロップショルダーにすることで、ボリュームのある袖の服を合わせてもすっと腕が通るそう。主張の少ない小ぶりな襟で、着る人を選びません。鮮やかなピンクのプルオーバーや、カジュアルなデニムパンツなどで合わせても素敵です。 「着心地がよく着回しやすいフォーマルアイテムは、オケージョンなどのシーンだけに限らず、合わせるアイテム次第で、着こなしの幅が広がります。ぜひご自身のお手持ちのアイテムと合わせながら、コーディネートを楽しんでもらえたら」そう話すヨナさん。 四季の寒暖差の激しい京都でも、快適に過ごせるようなアイテムを日々生み出しています。
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