14歳年上の俳優と結婚、38歳で双子男児を出産…45歳になった仲間由紀恵の“気負わない生き方”「どうせ思い通りにはいかないはずなので…」
〈〈20歳で『トリック』、22歳で『ごくせん』〉「毎日殺される夢を見た」時期も…仲間由紀恵(45)の“大きな転機”〉 から続く 【画像】当時34歳と48歳…仲間由紀恵と“14歳差”結婚した俳優 10月30日に45歳の誕生日を迎えた仲間由紀恵。20歳で主演を務めた『トリック』(テレビ朝日系/2000年~)は大きな転機となり、同作から「コミカルな芝居をするときは笑わせようと思っちゃいけない。気負わないということ」(『SANZUI』2012年秋号)を学んだという。その後も様々な役柄に挑み、プライベートでは結婚・出産も。彼女の“気負わない”姿勢は随所に散りばめられていて……。(全2回の2回目/ はじめから読む ) ◆◆◆ 2006年にはNHKの大河ドラマ『功名が辻』に主演、戦国武将・山内一豊の妻の千代を演じた。時代劇では同年暮れ公開の映画『大奥』でも主人公の絵島役に起用されている。 #1 でとりあげた「恋のダウンロード」がスマッシュヒットしたのもこの年で、歌手としての出場はかなわなかったものの紅白歌合戦の司会を前年に続き務めている。紅白の司会はその後2008年と2009年にも務めた。 舞台にも2004年のミュージカル『スター誕生』で初出演した。この公演の千秋楽、歌っている途中でいきなり歌詞を忘れてしまう。だが、彼女は《自然と焦りもしなかったですね、ただ出ないなぁ、出ないなぁ、と(笑)。それで、ちょっと手で口元をごまかす感じで後ろを見て、四小節ぐらい考えたら、何とか思い出せたので、何事もないように歌い出し》、ピンチを乗り切ったという(『文藝春秋』2015年11月号)。周囲の人たちにも仲間のポーズが涙をこらえているように見えたらしく、《皆さん「あぁ、千秋楽だから感極まったんだね」って(笑)。で、「そうなんです」って、何とかやり過ごしました》というのが(同上)、「エヘヘヘヘヘ」と笑ってごまかす『トリック』の奈緒子を何となく思い起こさせる。