衆院選で最年少当選の大空幸星氏、「立場が違う」発言で“同志”コメンテーター陣から反論「バカにしすぎ」
『ABEMA Prime』で共演者が反発
衆議院議員選挙(10月27日投開票)で東京15区から自由民主党公認候補として出馬し、比例代表で復活当選を果たした「史上最年少・25歳の衆議院議員」大空幸星(こうき)氏が28日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(午後9時)に出演。「立場が違う」発言で、これまで共演してきたコメンテーター陣を“敵に回す”シーンがあった。 【動画】「イケメンやな」の声、25歳で比例復活当選の25歳・大空幸星氏の姿 自民党から出馬理由を「政治に対して一方的に批判していたが、コメンテーターの仕事に限界を感じた。個人としてコメンテーター人生が嫌になった」と話す大空氏に、共演のコメンテーター陣は反発。「勝手に同志と思っていたのに……」「アベプラでも忖度(そんたく)なしにがんがん攻めていた。それが見えなくてショックだったし、人間味がないと感じた」「世間一般のイメージと選挙に出てからのイメージが180度変わった」と、これまでの舌鋒鋭い若き論客としての大空氏の“変節”ぶりを指摘する声が相次いだ。 コメントを求められた大空氏は「個人の考え方は変わっていない」としつつも、「立場が違うから。僕の考えるコメンテーターは、どこにも言えることをフワッと言っている」と前置きし、「僕は、それを壊していくことだった。だから言い過ぎたこともいっぱいある。でも、コメンテーターでは(世の中を)変えられない」と語った。 これには「コメンテーターをバカにしすぎ。政治家のほうが偉いのか?」という反論が噴出。「なんでここに来ているの?」のコメントには、「じゃあ、帰りましょうか」と大空氏が反応する場面もあった。 大空氏の言論に関する問題は、特に「選択的夫婦別姓と同性婚」に関する質問への対応で浮き彫りになっていた。候補者討論会で立憲民主党・酒井菜摘氏から意見を求められた際、大空氏は「イシュー化」という言葉を用いながら、自身の意見を明確に示さず、質問を回避。この姿勢にネット上で批判が相次いでいた。 また、大空氏は自民党の「政治とカネ」問題について、自らは無関係であることを強調したが、具体的な解決策や意見を示さないまま選挙戦を進めた。結果、無所属で立候補した元格闘家の須藤元気氏にも敗れる3位と小選挙区では落選し、「全ては私の力不足です」と述べることになっていた。
ENCOUNT編集部