爆音選挙カー、運転中のドライバーに「前方のお車の方~」 投稿者憤り「恥をかかされた」
ネット同情「辱めを受けましたね」
27日投開票の衆院選は終盤戦を迎え、各地でし烈な選挙活動が行われている。立候補者にとって欠かせないのが選挙カーだが、大音量で何度も名前を連呼し、街中を回る応援スタイルには賛否の声が上がる。 【写真】「恥を知れ!」と飛び交う怒号…萩生田光一氏の街頭演説に集まった人たち 「帰宅途中に後ろから爆音の選挙カーが来てうるさすぎたから先に行ってもらおうと車を寄せただけなのに『前方のお車の方~、緊急車両じゃないので道は譲っていただかなくて大丈夫ですよ~笑笑』と爆音で言われて勝手に恥をかかされたので、その候補者には絶対投票しない」 22日、Xにこうつぶやいたのは、とんとん(@tonton_sp500)さんだ。投稿には、「凄い分かります」「これは恥ずかしい」「そこは譲っていただきありがとうございます、やろがい」「どこの党ですか?」「なんか馬鹿にされて見下された感じなので絶対入れないですね!」「辱めを受けましたね」など共感の声が多数寄せられた。 選挙カーのルールは公職選挙法で定められ、朝8時から夜8時までと決まっている。学校や病院の近くではとりわけ配慮が求められているが、閑静な住宅街でもおかまいなしの“連呼行為”には苦情が絶えないのが実情だ。 そんな選挙カーと、とんとんさんは自動車運転中に市街地で対峙(たいじ)。後方からの耳をつんざく大音量に困惑し、道路脇に避難したところ、まさかの返しを受けたというわけだ。 「マイクはウグイス嬢です。帰宅ラッシュ時のため他の車も歩行者も多くいました」と、まさに赤っ恥をかかされたと憤っている。 「うるさくて道を譲るのって、そんなに珍しいことじゃないと思うんですけどね」と続けたとんとんさんは、現行の選挙カーを使っての応援スタイルに注文。 「個人的な意見ですが、選挙カーの音量は大きすぎると思っています。選挙カーによって投票先が変わるインパクトを有権者に与えられるとも思わないので、やめてもいいのでは? とも思います。(今回の私の場合は悪い方向に変わりましたが)」と改善を訴えていた。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム