【巨匠が手がけた名作デスク】在宅ワークがスタイリッシュに
洗練された美しさと機能性を持ち合わせたデスクなら、書斎やリモートワーク用のホームオフィスも、自分だけのとっておきの場所となるはず。そこで、近代デザインの巨匠たちが手掛けた名作デスクを厳選紹介 【写真】巨匠たちが手がけた名作デスク7選
ジャン・プルーヴェの「コンパス ディレクション」
20世紀のフランス工業デザインを牽引したジャン・プルーヴェが1953年にデザインした「コンパス ディレクション」。まっすぐに伸びる直線と、前方に少し広がる斜線で構成されたスチール製の脚部は、その名の通り、コンパス(フランス語で‘le compas’ )の針を端的に表現。金工職人としての経験を活かし、スチール製のプロダクトを多く手がけてきたプルーヴェらしさが感じられる作品だ。 天板はオイル仕上げのソリッドウッドで、スチール製の脚はディープブラック、ブランコロンブ(アイボリー)、ジャパニーズレッドなど6色からセレクト可能。幅125cm、奥行き60cmと省スペースに収まるミニマルなサイズ感も魅力。
「コンパス ディレクション」<W125×D60×H73cm>¥356,400/ヴィトラ ヴィトラ TEL. 0120-924-725
アルネ・ヤコブセン「FH3605™」
シンプルで合理的な北欧デザインを牽引したアルネ・ヤコブセンが1955年にデザインした「FH3605™」。ヤコブセン自身が「ライティングデスク」と銘打った通り、集中して作業できるよう考え抜かれたフォルムでタイムレスな美しさを放つ。脚部から天板方向に斜めに伸びる細いスチールは、強度を補強しつつ、シンプルなデスクの意匠としてデザインされているのも秀逸だ。 天板はウォルナット材とブラックカラードアッシュの2種類。脚部もクロームまたは粉体塗装仕上げを施したブラックのスチールの2種類からセレクトできるほか、無垢材を使用した書類用のドロワー(オプション)も天板同様2種類あり、スタイルに合わせてカスタマイズできる。
「FH3605™」¥415,800~<W152×D80×H72cm>/フリッツ・ハンセン フリッツ・ハンセン 東京 TEL. 03-3400-3107 BY EMI ARITA