ルクレール、メキシコでのレース後会見で不適切な言葉を使用したとして罰金約166万円を科される
フェラーリのシャルル・ルクレールは、2024年F1第20戦メキシコシティGPのレース後の記者会見において、不適切な言葉を使用したとして罰金を科された。 【写真】2024年F1第20戦メキシコシティGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)&ランド・ノリス(マクラーレン) 前戦メキシコシティGPで3位に入賞したルクレールは、レース後に行われたFIAの記者会見に参加した。そのなかで、レース終盤に最終コーナーでマシンをコントロールしようと奮闘していた際のことについて質問を受けた際、ルクレールは下品な言葉を使用した。しかしルクレールはすぐに自身が誤った言葉を使用したことに気がつき、謝罪した。 この件で調査を受け、ルクレールは1万ユーロ(約166万円)の罰金を科された。しかしそのうちの半分にあたる5000ユーロについては、今後12カ月以内に同様の違反がなければ免除されるということだ。 FIAのリリースでは、記者会見のような公の場で使用される言葉は、すべての聞き手や放送に対して一般的に認められた基準を満たすものとすると述べられている。ルクレールの言葉は放送に相応しくないと考えられ、国際競技規則の第12条2.1.kに違反している。ただしスチュワードは、この言葉が他の誰かや他のチームに向けられたものではないこと、ルクレールがすぐに謝罪したことも指摘した。 スチュワードに召喚されたルクレールは、ヒアリングにおいて、判断ミスを反省し、このスポーツのロールモデルとしての責任を理解していると述べたということだ。スチュワードは、ルクレールがすぐに謝罪したことを罰を緩和する要因として考慮したが、違反が発生したためペナルティは正当なものだと結論づけた。 [オートスポーツweb 2024年11月02日]