【佐賀競馬・第2回佐賀若駒賞】ハクアイアシスト末脚全開で重賞初V
佐賀競馬の第2回佐賀若駒賞(1750m)は5日、明け3歳の12頭が出走して争われ、単勝2番人気のハクアイアシスト(山口勲騎乗)が直線の激しい追い比べを制し、1分57秒7で重賞初勝利を飾った。1番人気だったムーンオブザエースがクビ差の2着、さらに2馬身差の3着には人気薄のプレミアムカインドが入った。 【競馬】2025年ダートグレード競走日程【表】 ハクアイアシストは前半、馬群の後方に待機。「位置取りは決めてなかった。流れが速かったので思い切って後ろからでも」と振り返った山口。向正面からムーンオブザエースが仕掛けて、ハクアイアシストも後を追った。 「4コーナーでは相手の方が手応えが良かった。頑張ってくれと」。鞍上の思いに応えて直線で外から末脚を全開してきっちりと差し切った。「体質が弱かったが、今回は(調教も)攻めたし、まだまだ良くなる馬だと思う」。山口は今後の成長を確信していた。