アンテナショップのはしり? 初期の“青森県東京事務所”、ミッションはリンゴ販促だった
青森県東京事務所の主要業務の「はしり」はリンゴの全国拡販だった。リンゴを広く売り込もうという取り組みは、今も変わらず綿々と受け継がれている。写真は2019年11月に東京・上野で行われた「青森人の祭典」のリンゴ販売ブース
▽シリーズ「東京の中の“地方”」その8 前回は、「東京青森県人会」に代表される、県出身者の「心の拠り所」について記した。今回は、首都東京における青森県行政の拠点である青森県東京事務所について述べてみたい…。…所長以下23名の職員が各省庁のしかるべき担当者とフェイス・トゥー・フェイスの関係を築き、平素より細大漏らさず情報収集を行ったり、その逆に青森県の実情や政策展開の優位性をアピールするなど、日々業務に邁進している…。(小山内豊彦・青森県立保健大学社会福祉学科特任教授)
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