「やりたいことがわからない」福田萌の目の前が開けた憧れの人からの「言葉」
「Hell Yes」と思えることを
私はレイチェルさんに会ったその日から、全く家事をやらない選択肢は取れないけれど、「今何%の自分がこれをやりたいって思ってる?」と自分で自分に問うようになった。 例えば、今日の洗濯畳み……うーん、80%? そうやってバロメータを計算するうちに、仕方なくやっている感は薄らいできた。「なんで私だけ?」とパートナーへの恨み節みたいなのも減った気がする。「今80%の私が同意してやってるんだから」と気持ちが切り替わるようになった。それから外食で注文の時も、今までは面倒で家族に合わせていたのを、真剣に今私が食べたいものはなんだ? Hell Yesなメニューとは? と考えるようになった。 自分で自分の欲求と向き合うトレーニングをしているうちに、自分のしたいことへの感度が上がってきた気がする。結果的に、なぜか最近は昼寝の回数が増えた(笑)。 2025年になったら、私は40代を迎える。5年ほど前、少し年上のママ友に、「30代と40代、どっちが生きやすい?」と聞いたら、「断然40代!」と力強く答えた。私の40代はどんなふうになるのだろう? 人見知りをやめて、自分の欲求に素直になって、もっと軽やかに毎日を楽しんでいる自分だったらいいなと想像する。皆様も良いお年をお迎えください。
福田 萌(タレント)