浦和戦12試合9得点の小林が同点ヘッド、3カ月のハーフタイムを経て異例の再開試合【J1川崎】
◇22日 明治安田J1リーグ第28節(再開試合) 浦和1―1川崎(埼玉スタジアム) 約3カ月の”ハーフタイム”を経て、後半開始を迎えた異例の再開試合。追う立場の川崎は脇坂の故障に伴い「点を取るためにエースを入れるべきだろう」と鬼木監督が決断した小林投入が勝負手だった。 同10分。川崎はセットプレーの流れから三浦が左クロスを送ると、小林が会心の同点ヘッドをねじ込んだ。小林は手前に動き直しながら「上を狙えば入るかなと思って、いい当て方ができた」。球はGK西川の頭上を越え、ネットを揺らした。2017年以降、浦和戦12試合で9得点というキラーの本領だった。 川崎は猛攻だった。浦和を押し込み、好機の山を築きながら、白星まではつかめなかった。鬼木監督は「誰にも想像がつかない、予想ができないようなゲーム。勝ち越しまでいければ良かったが、難しかった」と話した。
中日スポーツ