予約殺到。話題の「ジャヌ東京」(麻布台ヒルズ)アフタヌーンティー、初夏のコースと人気の秘密に迫る
世界各地のはちみつを。初夏を彩るアフタヌーンティー
四季を感じるジャヌ東京のアフタヌーンティーは、ホテルダイニング全体の理念とも共通した“五感で楽しむ“をモットーに設計しているとのこと。ホテルが位置する麻布台ヒルズのテーマ「グリーン&ウェルネス」を取り入れるようデザインされています。「はちみつアフタヌーンティー」5月から始まった『はちみつアフタヌーンティー』は、世界各地のはちみつ7種を使ったメニュー。春に咲いた花の蜜で作られるはちみつが初夏に出来上がることから、アフタヌーンティーのテーマをはちみつに決めたそうです。一段目の『蜂蜜レモンジュレ フロマージュブランクリーム』は、マヌカハニーを使ったクリームに、レンゲのハチミツのジュレをのせた二層仕立てのスイーツ。「マヌカハニーの甘みが強いため、主張が激しすぎないレンゲのハチミツをあわせました」と、シェフが構成の理由を語りました。「季節のテーマを表現しながら、“ジャヌ東京のアフタヌーンティー”と一目でわかってもらえるように」との想いから生まれたのは、どこか癒されるビジュアルの『ハニータルト』。手間暇をかけてすべてのスイーツの味と見た目を工夫し、ジャヌ東京だけのアフタヌーンティーに仕上げているといいます。二段目には、三角や丸といった特徴的な形のスイーツが。シナの花から作られた北海道産のはちみつとメロンを使った香り高いグラスデザート『蜂蜜メロンショートケーキ』のほか、食べ飽きないようあえてはちみつを使わず仕上げたという『ベリーブッセ』も見逃せません。「スイーツはパステルカラーのものが多いため、濃い色合いを意識しました」というセイボリーにも、3種類のはちみつを使用。タイムやオレンジで香り付けられたハチミツが、芸術品のように設計された繊細な味わいを彩っています。スイーツやセイボリーだけでなく、スコーンやドリンクも要チェック。スコーンの生地はふわっと柔らかく、軽やかな仕上がりとなっています。コンフィチュールは、プラントベースを意識した豆乳クリームやよもぎを使った4種類。ジャヌ東京オリジナルのブレンドコーヒーや厳選された紅茶とあわせて、いくらでも食べたくなる美味しさでした。