スマホで簡単に年賀状を作る方法 「Adobe Express」なら無料でアニメーションや手書きイラストを追加できる
生成AIで年賀状をより魅力的に
Adobe Expressに搭載された生成AI機能(Firefly)を使えば、写真やイラストを簡単にアレンジできます。 2025年の干支である蛇の写真を編集する場合、蛇の頭の部分を指でなぞって選択し、プロンプトに「赤い帽子」と入力するだけで、なぞった部分に自然な形で帽子が追加されます。また、風景写真にも生成AIで要素を追加できます。例えば、登山で撮影した写真に「蝶」を追加すれば、より華やかな1枚に仕上がります。プロンプトで指示するだけで、風景に調和した自然な仕上がりになるのが特徴です。
手書きイラストも取り込める
生成AIだけでなく、手書きイラストとの組み合わせも魅力的です。無料で使えるAdobe Frescoとの連携機能を使えば、デジタルならではの表現と手書きの温かみを両立できます。 お子さんにタブレットで干支の絵を描いてもらったり、手書きの年賀メッセージを入れたりした素材は、Adobe Expressに直接取り込むことができます。 特にiPadユーザーにおすすめの機能で、Frescoで描いたイラストはクラウドを通じて自動的に同期されます。描いた絵を年賀状のテンプレートに配置したら、背景を自動で削除したり、サイズを調整したりと、Adobe Expressの編集機能でさらに魅力的に仕上げられます。
複数の要素を自在に配置する レイヤーロックも可能
年賀状作成で悩むのが、テキストや画像の重なり具合の調整です。Adobe Expressでは、画面右側の「レイヤー」パネルで、各要素の重なり順を簡単に管理できます。 例えば、干支のイラストをあいさつ文の後ろに配置したい場合は、レイヤーパネルでイラストを下にドラッグするだけです。要素を選択して「最前面へ」「最背面へ」を選ぶことで、素早く配置を調整することもできます。 年号とあいさつ文など、関連する要素はグループ化しておくと便利です。まとめて移動や編集ができるので、レイアウトの微調整もスムーズです。また、完成に近づいた要素を誤って動かしてしまわないよう、レイヤーをロックすることもできます。例えば、背景画像の配置が決まったら、そのレイヤーをロックしておけば、他の要素を編集中に誤って背景をズラしてしまう心配がありません。