オリックスのドラ3山口廉王 “スイカ級ボディー”で世代最強投手になる 球団施設初見学
オリックスのドラフト3位・山口廉王投手(18=仙台育英)が、“スイカ級ボディー”で世代最強投手へ駆け上がる。他の支配下5選手を含む新人11選手とともに大阪・舞洲の球団施設を初見学。入団前から参考にする山下と初対面し、はち切れんばかりの体格に驚愕(きょうがく)した。 「生で見ると、分厚さが全然違う。肩と胸がデカくて、スイカが付いてるんじゃないかと思うくらいでした」 1メートル89、93キロだった山下の入団時をいずれも上回る1メートル93、97キロの体格は、自主性を重んじる仙台育英の育成方針の下、自らメニューを考えた下半身中心のウエートトレーニングのたまものだ。「(映像で山下の)高校時代も見て、今の体を見ると凄く大きくなっている。ここでしっかり練習すれば、自分も近づけるんじゃないか」。担当の小松聖スカウトも太鼓判を押す。「言われてやるのではなく、自分に必要なことを突き詰めてできるタイプ」。最速151キロの新人右腕は「(高卒の)上位指名の選手に負けない」と、今朝丸(報徳学園=阪神ドラフト2位)ら同世代投手との競争心を胸に、プロでの鍛錬へと励む。 (阪井 日向)