異例の事態!井岡戦の調印式は中止、マルティネス側「コンディション整えたい」と要請、大会に暗雲
12月31日に大田区総合体育館で行われるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで対戦する同級6位の井岡一翔(35=志成)と王者・フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)の一戦は29日、調印式が行われる予定だったが、両陣営が現れず中止に。説明ではマルティネス側が「体調を整えたい」と欠席を要請したといい、大晦日の対戦に暗雲が垂れ込めている。 【フォト】誰も現れない”がらん”とした会見場。プロモーターが頭を下げる 芳野一貴プロモーターによると直前まで交渉したが中止となったことを説明。「マルティネスサイドが明日の計量に対してコンディションを整えたいと要望を受けました」と中止について説明。 体温がいくらかとか、どういう症状出てるとか。基本的にはそういうところは聞いてないですけども、彼らが言ってた通り、気温の変化によるものだということ。私たちは憶測ですけども、減量による発熱ではないかと考えています」とした。 先日、公開練習も欠席したマルティネス。トレーナーから「今から病院行く」と言ったが結局行かなかったことについて聞かれると「そこの理由までは聞いてないですけども、彼らの判断としてさほど大したことはなかったようです」と話した。 明日は計量だが、明日計量に現れなければ中止となる。「この後、本日中に何か変化がありましたら皆様にお伝えさせていただきます。ただ、何事もなく明日を迎えるんであれば、そのままご連絡はしないことでございます」と語った。 JBC安河内執行理事も「やる、やらないは全て明日明らかになる。減量がうまくいかず、現在整えているのではと見ている」と語った。