「将来がかかっている」遠藤航がカラバオ杯で今季初スタメンか 現地メディアが有力視 今後への重要な"節目"とも強調
遠藤航の所属するリバプールは、現地時間9月25日(日本時間26日)、カラバオカップ3回戦としてウェストハムと対戦する。アンフィールドで行われるこのゲームでは、これまで満足に出場機会を得られなかった遠藤のスタメン起用の可能性が伝えられている。 【動画】マンCとの大一番で際立ったパス! 遠藤航の決定機創出シーン 遠藤はここまでのプレミアリーグ公式戦でピッチに立ったのは2度、いずれも後半アディショナルタイムでの起用とごく僅かのプレータイムにとどまっており、前節のボーンマス戦では今季初めてベンチメンバーからも外れることとなった。遠藤は9月17日のチャンピオンズリーグ初戦、ACミラン戦でも出場が無く、シーズン序盤にしてはやくもアルネ・スロット監督の下では“構想外”と評する声も囁かれてきていた。 だが、クラブが短期間で連戦を戦うとして、イングランド国内では多くのメディアがウェストハム戦でのターンオーバーを予想。その中では遠藤のスタメン出場も有力視されている。 リバプールの情報を専門に発信する『Liverpool World』では9月25日のトピックにおいて、ウェストハム戦の出場メンバーについて、「中盤の布陣を入れ替える可能性が高い」と見通しており、「ワタル・エンドウはスロットの就任後、初めて先発出場する可能性がある」と説明。その上で、「ヘッドコーチのアルネ・スロットは、ここまで6試合すべてでライアン・フラーフェンベルク、アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ソボスライを先発起用しており、この3人には休息が必要だろう」と見解を示している。 また、英メディア『90MIN』でも、「スロットは多忙な今後のスケジュールを考慮し、先発メンバーの何人かを休ませる必要がある」として、中盤のスタメンの1人に遠藤を予想する。同メディアは「スロットはエンドウのファンクラブに入っていないようだが、それでも今シーズンは少しずつでも起用していくだろう」と綴るとともに、「日本代表キャプテンの将来は、カップ戦での出来にかかっている」と指摘。カラバオカップがアピールのための重要な機会であると強調している。 果たして、現地メディアの予想通り、背番号3がスタメンでピッチに立つ姿は見られるのか。いずれにせよ、シーズン開幕前より厳しい立場に立たされてきている遠藤は、与えられる数少ないチャンスを生かしていくだけだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]