画像はイメージです（画像：写真AC）

　古くから日本の食卓を彩ってきたみそ。日本各地で作られており、使用する大豆や塩、発酵の時間などに違いがあるため、地域ごとにさまざまな味わいが楽しめるのが特徴です。 【画像：ランキング17位～1位を見る】 　そこで、ねとらぼでは2024年9月26日～10月2日にかけて、「みそがおいしいと思う都道府県はどこ？」というアンケートを実施しました。 　本記事では、投票いただいたなかから「男性」に絞った結果を紹介します。どの都道府県が上位にランクインしたのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

●第2位：愛知県

　第2位は、得票率14.2％の「愛知県」でした。 　愛知県では、大豆のうまみと濃厚なコク、そして酸味や渋味のある独特な味わいが特徴の「八丁みそ」が有名。徳川家康が生まれた「岡崎城」から、西に8丁の距離にある「八丁村（現在の八丁町）」が有名な産地であったため、「八丁みそ」と名付けられたそうです。 　八丁みそは、原料となる大豆と塩を大きな木桶を使って仕込み、重石として川石を積み上げ、天然醸造で2年以上熟成させて作られます。また、みそ文化が根付く愛知県では、「みそ煮込みうどん」や「五平餅」「みそ田楽」などのご当地グルメが楽しめるのも魅力です。

●第1位：長野県

　第1位は、得票率17.0％の「長野県」でした。 　長野県では、さっぱりとしたうまみと豊かな香りを持つ辛口の「信州みそ」が有名。米こうじと大豆と塩から作る米みその代表格で、かつて武田信玄が兵糧として作らせたことで、生産が盛んになったそうです。 　そんな同県内には、約100軒の個性あるみそ蔵が存在。蔵同士で切磋琢磨しながら、風土を生かしたみそ作りが行われてきました。そんな長野県は、みその出荷額が日本一であり、全国シェアの5割を超える生産地となっています。