J1名古屋、鹿島とスコアレスドロー 4試合ぶり無失点、連敗を3で止めた 鹿島は優勝は絶望的
◇9日 J1第38節 鹿島0―0名古屋(カシマスタジアム) 名古屋グランパスは、後半途中から数的優位となったが決めきれなかった。ただ、4試合ぶり無失点で連敗を3でストップ。勝ち点を47にした。一方、鹿島は優勝の可能性が絶望的となった。 前半は、決め手に欠く展開。名古屋はパスや連係のずれで攻め込めない一方、目立ったピンチも作らせず、両チームともCKなしの0―0で折り返した。 スタジアムが騒然としたのは、後半12分。MF椎橋慧也が自陣右サイドで手を使って鹿島のFW鈴木優磨を倒した。椎橋は激高した鈴木に胸で突き飛ばされることに。椎橋に警告、鈴木は一発退場となった。 32分、DF野上結貴ののクロスはDF植田直通にクリアされたが、あと一歩でオウンゴールという際どいプレーに。続くDF徳元悠平の右CKは、FW永井謙佑がすらし、あとわずかというところだったが、DF関川郁万にクリアされた。 セットプレーでピンチもあったが、難を逃れ、今季5度目の引き分けとなった。
中日スポーツ