青学大の箱根駅伝Vメンバー5人が都道府県駅伝で同門対決 6日朝から練習再開 原晋監督「故郷のために走る」
全国都道府県対抗男子駅伝(19日、広島市平和記念公園前発着7区間48キロ)の主催者は8日、各都道府県の代表選手エントリーを発表した。同駅伝は学生・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・8キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)を走る。第101回箱根駅伝(1月2、3日)で総合新記録の10時間41分19秒で2年連続8度目の優勝を果たした青学大では、箱根2区3位の黒田朝日(3年)が岡山の7区、箱根3区4位の鶴川正也(4年)が熊本の7区、箱根5区で区間新記録で区間賞の若林宏樹(4年)が和歌山の7区、箱根7区9位の白石光星(4年)が宮城の7区、箱根9区2位の田中悠登主将(4年)が福井の7区にそれぞれ出場が予定されており、同門の直接対決が注目される。 青学大は箱根駅伝で連覇を飾った後、翌4日はテレビ番組収録とチームミーティングを行い、5日と6日は完全オフ。つかの間の休息で心身をリフレッシュした後、7日からは「通常運転」に戻った。 午前5時に起床し、午前5時45分から朝練習。夜明け前の真っ暗な中、田中主将が「きょうからリスタートです。また、頑張っていきましょう」と呼びかけ、朝練習が始まった。第102回箱根駅伝に向けて新たなスタートを切った。4年生も引き継ぎなどため、2月上旬まで選手寮に残り、同じ生活を送る。原監督は「これが我々の日常です」とテレビ番組で見せる明るい表情とは対照的に淡々と語った。全国都道府県対抗男子駅伝に出場する選手に対しては「故郷のために、しっかり準備して走るでしょう」と期待を込めて話した。
報知新聞社