ウッズ組が初優勝へ首位発進 「互いに助け合えた」/PNC選手権
◇米国男子(ツアー外競技)◇PNC選手権 初日(21日)◇リッツカールトンGC(フロリダ州)◇7106yd(パー72) 【画像】大会に初出場したウッズと当時11歳のチャーリーさん 年末恒例となった、メジャーまたは「ザ・プレーヤーズ選手権」優勝者が家族とペアを組むダブルス戦が開幕。5年連続の出場で初優勝を狙うタイガー・ウッズは今年も15歳の息子チャーリーさんとペアを組み、13アンダー「59」で首位スタートを切った。 競技には20組40人が出場。1打目はペアの両者が打ち、2打目以降はベストボールを選択するスクランブル方式で2日間36ホールの合計スコアを競う。 ウッズは13バーディ、ノーボギーの内容に「お互いに助け合えたのが良かった。今日はチャーリーがほとんどのパットを決めてくれた」と愛息のプレーを評価。9月の背中の手術を経て、7月の海外メジャー「全英オープン」以来の競技となった自身のプレーについては「僕はとてもサビついている。スクランブル戦なので、とにかく楽しもうとしているだけなんだ」と話した。
初優勝のかかる最終日に向けては「そう願っているよ。僕たちは(優勝まで)すぐそこにいる。明日もたくさんのバーディを獲らないといけないね」と残り18ホールを見据え、「(競争心は)常にある」と意気込んだ。 ウッズ組と同じ首位に、ともに息子とペアを組む前年覇者のベルンハルト・ランガー(ドイツ)組、一昨年優勝のビジェイ・シン(フィジー)組が並んだ。 2021年覇者のジョン・デーリー組、プロテニスプレーヤーの父ペトルさんと組むネリー・コルダ組は9アンダー9位で初日を終えた。