わずか半年でラ・リーガ2部からスペイン代表&バイエルンの選手に登り詰めたブライアン・サラゴサ、オサスナにレンタル移籍
オサスナは9日、バイエルン・ミュンヘンFWブライアン・サラゴサ(23)を1年レンタルで獲得したことを発表した。 昨季ラ・リーガ1部昇格組のグラナダで衝撃的な活躍を披露し、スペイン代表でもデビューを果たし、12月にバイエルンが移籍金1200万ユーロ+インセンティブ400万ユーロで獲得を内定させたブライアン。世界屈指のドリブラーになるとも目される同選手だが、すべてが早過ぎたのかもしれない。 当初はシーズン終了までグラナダでプレーする予定だったブライアンだが、怪我人の続出に苦しんだバイエルンが冬の移籍市場で加入を決めると、そこから出場機会が途絶えることに。わずか半年でラ・リーガ2部の有望株から世界屈指のビッグクラブの選手となった男は、ドイツと同国のフットボールへの適応にも苦慮して、7試合で178分の出場時間しか与えられなかった。 ブライアンは一歩一歩、地に足をつけて進むためにも、あのキレの鋭いドリブルをコンスタントに見せていくためにも、ラ・リーガに戻ることを決断。バレンシアとの争奪戦を制したオサスナは、レンタル料としてバイエルンに25万ユーロを支払っている。買い取りオプションは付帯していない。