“新鮮味ない”立憲代表選 一期生の議員が立候補に意欲【中継】
日テレNEWS NNN
来月行われる立憲民主党の代表選挙をめぐり、新たな立候補の動きが出てきています。 国会記者会館から中継です。 立憲内からは「候補者が昔の名前ばかりで新鮮味がない」との指摘が出始める中、なんと当選1回の女性議員が立候補しようとしているのです。 代表選の候補者には、いま枝野前代表、野田元総理、それに泉代表の名前があがっています。 ただ、代表選と同じ時期には自民党総裁選も行われ、こちらは40代の議員や複数の女性議員ら、幅広い議員の名前があがり、話題となっています。 この状況に、立憲内では「自民党に比べ新しい人材が出てきていない」「代表選が埋没してしまう」などと心配する声もあがっていました。 こうした中、急浮上してきたのが、当選1回の吉田晴美議員です。 なぜ彼女なのかというと、自民党の石原伸晃元幹事長を破って当選したことや、国会での追及を評価されているからなんです。 党内の「若手や女性の候補も出た方がいい」との声におされ、立候補の意欲を示しました。 立憲民主党 吉田晴美議員 「本当に“1期生で10年早い”って言われそうなところなんですけど、永田町の常識じゃない行動を取れという声なのかなと」 ただ、吉田氏が推薦人を確保し、立候補できるかは不透明です。 多様な候補者が争う魅力ある代表選にしなければ、立憲民主党が自民党に代わる存在と認めてもらうのは難しそうです。