日テレ卒業、フリーになった青木源太アナ 司会降板や別居報道の洗礼、決断した大勝負
妻と子は大阪、自身は東京に単身赴任
マスコミの洗礼も受けた。独立からわずか数日後、スポーツ紙に直撃取材され、妻との別居を報じられたのだ。大阪の医療関連会社で取締役を務める妻は、昨年から子供とともに実家のある大阪府に引っ越し、青木は東京で一人暮らしをしている。 「単身赴任の家庭と同じ感覚です。大学時代の友達が海外に駐在して、奥さんは日本に残っている例もあるし、よくあることだと思います。妻は一定しない勤務形態と収入の不安定さを心配し、退社に反対していました。でも、何度も話すうちに、僕の仕事への思いを理解してくれました。収入に関しては、当然自分が支えます。一方で、妻も生計を立てられるという安心感もありました。妻は私の独立への強固な意思を感じ取っていたので、昨年8月からこれまで以上に腰を据えて、大阪で仕事と向き合っています。妻にはとても感謝しています」
かつて桝太一が5年連続1位で殿堂入りを果たした『好きな男性アナウンサーランキング』では2年連続の2位に輝いている。昨年は10代から30代の3世代でトップに立っており、首位の羽鳥慎一に肉薄した。 「1位になりたいとは全然、もう全く思ってないです。決してアナウンサーとしての実力が2位なんて考えていないですし、自分が好きなものを好きだと言い続けてきた僕に親しみを感じてくれたのかもしれないですね」 見方を変えれば、支持層はあくまで“ジャニーズを語る青木源太のファン”であって、“青木源太のファン”とは限らない。そこをどう感じているのか。 「僕は、コンテンツの良いところをわかりやすく伝えたい。その一つに、ジャニーズももちろんあります。ひと・もの・作品などの魅力をわかりやすく伝えていくということを突き詰めていきたいと思っています」 青木は人生2度目の大勝負に出た。退路を断った男の決断が、吉と出るか凶と出るか。それはまだ、誰にもわからない。