元RIZIN王者・斎藤がラーメン屋をオープン

　12月19日（木）東京・秋葉原にてプレオープンを迎える、元RIZINフェザー級王者・斎藤裕のラーメン店『麺ZINさいとう』が11日午前、クラウドファンディングを始動。なんと2時間で目標金額200万円を達成し、伸び続けている。 　構想2年をかけたという和牛ラーメン開店への応援で、リターンは斎藤自身が毎日店頭に立ち、直接ラーメンを提供する無料券等となる。応援コメントには「早く食べたい」「楽しみ」とファンたちのワクワクの声が並ぶ。 【フォト】オープン間近の店舗外観、和牛ラーメンの写真も 　斎藤は「心の栄養」とトレーニングの合間に、ラーメンを愛好。2年ほど前からはたびたびYouTubeでもラーメン店食べ歩きやラーメン屋1日店長等の動画を投稿し、ファンの間では”斎藤裕といえばラーメン”と親しまれていた。 　海外滞在中に日本食の素晴らしさを改めて知ったという斎藤は、日本が誇る和牛を使用したラーメンを作れないかと考え、和牛で出汁をとったスープを試行。「構想2年、試作300杯」のオリジナルラーメンが完成し、店舗を出す運びとなった。 　看板メニューは「和牛白湯タンメン」、25年中には「和牛まぜそば」も予定されている。11月末には、ライバル朝倉未来も店舗を訪れると試食し「マジで美味いっすよ」と舌鼓を打っていた。 　斎藤は「格闘家のセカンドキャリア構築を体現し、いずれはプロ格闘家を目指す若者を応援したい」と意気込んでいる。 　クラウドファンディングは90日のサクセス設定も、わずか2時間で目標金額の200万円を突破。プレオープン限定で食べられる「和牛白湯ラーメン」の無料券他、オリジナルどんぶりやレンゲなどユニークなリターンもある。 　記者はオープン前の現地に行ってみたが、まだ前の店舗の看板がかかっていた。しかし東京メトロ秋葉原駅の4番出口から降りると、徒歩1分という好立地だ。 　プレオープンは12月19日、グランドオープンは未発表となる。元RIZIN王者の趣味を大いに生かした新たなチャレンジに注目だ。 ・『麺ZINさいとう』千代田区神田佐久間町3-1 森本ビル 1f　※グランドオープン後の営業日時は追って告知