パロマが富士通ゼネ買収 空調機大手2560億円で
給湯器大手パロマを傘下に持つパロマ・リームホールディングス(HD、東京)は6日、空調機大手の富士通ゼネラルを買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化する。買収総額は約2560億円。 TOBは1株2808円で7月上旬をめどに開始する予定。富士通ゼネラルは賛同している。成立すれば、富士通ゼネラルの東京証券取引所プライム市場への上場は廃止される見通しだ。 富士通ゼネラルはパロマ・リームHD傘下のリームと2016年から提携し、製品の相互供給などをしている。